Archive for the ‘NEWS’ Category
「どびんわり」
●シャクトリムシ。その名のとおり、尺を取る虫。━Ω形に歩行するイモムシですね。
ヤゴは一生ヤゴという種類だと信じてる子供たちがいます。
「小さなイトトンボは、ずっと小さいままだ。」と、いくら説明しても、「ウソだ~ 信じない。絶対大きくなる!」と、信念を曲げない知人(オトナ)もいます。
シャクトリムシでは、どうなのでしょう。
もっと大人になる?それともずっとこのまま?・・・・・
1冊の絵本が、手元に届きました。
送り主は吉谷昭憲さん。絵・写真と両刀使いの、知る人ぞ知る昆虫研究家です。
内容は、シャクトリムシの名の由来から始まって、「どびんわり」の生活史にスポットをあててゆきます。繊細なタッチでつづられた暮らしぶりを見つめるうちに、日本に800種いるというシャクトリムシの世界にも空想が広がるにちがいありません。そもそも、ど・び・んってなに?
夏休み中にぜひお読みになってください。1年半にわたる取材に裏打ちされた労作。高くないです。歩き方をまねるときは絵本のとおり、手でね。全身でやっちゃうとギックリ腰かな(^_^;
●「かがくのとも」 通巻510号 吉谷昭憲さく 「しゃくとりむし」 福音館書店 2011年9月1日発行
定価410円
ギャラリー[哺乳類]に、「クイズ 目」を展示いたしました。
●オオハキリバチ~その後
お母さんバチは、いつも窓辺の巣穴に寄り添うように夜を過ごしていたのでしたが、おとといの夕方は巣下の屋根にうずくまっていました。
おりしも強風でカーテンがバタバタとあおられ、巣口を直撃していましたから、転落をくりかえして疲れきったものかと、うかつさを悔いました。
そして日暮れ後には息絶えていました。かつて荒らされた巣の修復も終え、羽もすれて。合掌。
お盆のころ
オオハキリバチにしては小形なので、あれ?小形なオスも手伝うのか?それとも別種?でも、巣材には切った葉ではなくヤニを用いていることから、間違いないでしょう。4個の穴をヤニや泥の栓でふさぎ終えると、1階の雨戸の鴨居でも、すでに巣作りを手掛けていました。
それが、あくる朝、2階の1巣が掘り出されていました。中はからっぽ。こんなのあばく天敵って、虫?シジュウカラ、コゲラ?我が家の敷居はそれほど枯れ木?
上の写真は、炎天下、巣を修復しているお母さんバチ。下は、その隣の巣のヤニ栓を入念にチェックしているところ(横穴の巣口をフカンで撮影)。奥には卵と、エサとなる花粉や蜜が詰め込んであるのでしょうか。巣は何代にもわたって受け継がれるとのこと、きっと私より先住民なのですね。
せっかく準備したギャラリーでしたが、回復までしばし待っておくんなまし。
梅雨明け
●5月中旬より1か月間、ジュンク堂書店 池袋本店8Fで開催中だった ~「学研もちあるき図鑑 まるごと日本の季節」原画展~を視察してきました。
いにしえの大先達の原画をひとめ拝観したく詣でたのでしたが、それらしき作品は見当たりませんでした。なにぶん出品者名の掲示がないので (・・;)
全61点中、拙作14点には、ところどころサインが入れてあったため、訪れた方々には、「サインで大体わかった。」とのメッセージをいただきました。
暑いなか足を運んでいただき、ありがとうございました。(^▽^;)
企画サイドからは、「こんご他の大書店を巡回するかもしれないので、1年ほど絵がもどらないと思ってください。」とのこと。
長期にわたるとなると美術館のようなUV灯?でもあると嬉しいです。。。
梅雨
●ギャラリー[哺乳類]に、「カイウサギ (ミニウサギ)」を展示いたしました。
●年賀状をサボったまま、とうとう梅雨のまっただ中。
ようやく賀状でも暑中見舞いでもない、おかしなものを投函させていただきました。
ただ、さきの震災で数年分のハガキがないまぜになってしまい、新旧整理ができていません。
またまた失礼してしまった方もおられるかと思います。どうぞあしからず。
田んぼでは恋の季節まっさかり。このトンボによく似て一回り大きいシオカラトンボも、なわばりから追い出されていました。けちな杭を占有しているオスを、真上から撮ってみました。
(♂。5月中旬 埼玉県・奥武蔵)
●カワトンボ
ゆるやかな渓流で待ち受けている常連さん。トンボに出会うと、どうしてもにらめっこしたくなります。このときは緑の胸がかなり金系を帯びて見えました。
(♂。5月中旬 埼玉県・奥武蔵)
●ムクドリ、てんまつ
そうそう、我が家のムクドリは?・・・6月19日の午後、ぱったりと声が絶えました。巣立ちのアイサツもなく。少しはにぎやかな儀式なり、なんらかの兆候があるんだろうとの予測に反して。“たつ鳥あとを濁さず”というけど、けっこう汚してくれました (^_^;。生まれてきてよかったね。
雑記
●関東は27日に梅雨入りしていましたね。
我が家のムクドリ、ひなたちの声が日増しに大きくなっています。この仕事部屋の窓を開けるとすぐ巣口ですから、親鳥が怖がってしまいます。ひなの姿こそ見られないけれど、情報は室内の天井から入ります。明け方4時半から日暮れの7時まで、いっせいにエサをねだる声が頭上から降ってきます。両親も、このどしゃ降りをついて東へ西へと見えなくなっては、5分おきにエサを運んできます。
昨年9月、犬小屋のそばでじっとしている中令幼虫を見つけました。
ヤブガラシの葉を与えて3日目、早くも終令に。驚くと、胸をふくらませ持ち上げて眼状紋をを誇示します。これがヘビの鎌首を連想させることで敵への威嚇となります。
さらに2日後には、土中に何やらドーム状の部屋をこしらえ、蛹で越年となりました。
(終令幼虫。昨年9月中旬 都内自宅、飼育)
●ビロードスズメ 成虫
今月中旬、羽化用の小枝をセットしたとき、びっくりした蛹がエビのように地表に躍り出てきました。
3日後、地表に脱殻、ケース天井に新成虫を見出し、まずは祝杯。
明朝は飛び立てるようフタを半開きにしたところ、家人の強いすすめでケースを台所から別室に移動。翌日、サザンカの枝先で成人式とお別れの記念撮影。
(新成虫。5月中旬 都内自宅)
市内のスーパー。エスカレーターに乗るとすぐに壁にオニヤンマが!(5月、早いな。) 4階で買い物をすませ、携帯撮影の用意をしつつ下りのエスカレーターを駆け下りました。ヤンマが見えてきたとき、すれ違いに上ってくる児童が気づいて指差しました(ヤバい)。若いパパ「ホンモノか?」 無事、通り過ぎてくれました。さて再びヤンマの定位置に到着。エスカレーター上で足踏みしながらシャッターを切るものの、みな手ブレに。他のお客も上がってくるので、やむなくキャッチ。すると、体はフニャリと柔らかく、顔がオニヤンマとまるで別人でした。きみは誰かな?
これまでは、携帯の画像をパソコンに取り込めず、削除しながら撮影を重ねていました(世の中には、こういう人もいるのです)。今日になって苦闘の末、ようやく転送可能となりました。ここに掲載したものは一眼レフによるものですが、手ブレには変わりありません。情けないことです。(5月中旬 都内自宅)
● 4月に発売されたある本の原画展が、都内で開催中のはずです。
ジュンク堂書店 池袋本店 8階で、5/24~1ヶ月間ほど。
私は、(近年はCGがらみで展示向きでないため)古~い標本画、数点を提出しました。
私の地味な標本画が衆目にさらされるのは最初で最後でしょう(眼の黒いうちは)。
大先達や若い方々の作品も見られたらなあ、と思っています。
ギャラリー[哺乳類]に、「クイズ 舌」を展示いたしました。
現在のすまいに引っ越してきて17年になります。
この春、お隣さんが更地となったことで、豁然(かつぜん)と視野がひらけ、天候も観察しやすくなりました。そんな気分のなか、おそらく初めて(28年ぶりに)自転車に雑巾がけをしました。それなのに翌日さっそく、鳥のウンチのペイントが。
頭上の庇(ひさし)に犯人、ムクドリのペア。お隣の巣場所はもうなくなりました。今年は瓜二つの巣場所が我が家に出現したので、すわと新居に選んだのでしょう。
(4月16日 都内、自宅)
さて今日になって、そのときの写真を拡大してみて驚きました。巣口の中に、もう1ペアの顔が見つかったのです。ぎゃーぎゃーと騒がしかったのは、巣のぶんどり合戦の声だったのだと知ったわけです。
今はひっそりとして、黙々と巣材運びに専念しているようです。ヒナたちが巣立つまで、家の修繕はできなくなりました。
ことしの春はナミアゲハの出だしも好調のようです。けさ、アオスジアゲハがハナミズキで吸蜜、すばしこいチョウですが、離れて撮ったため、あまりピンボケにならずにすみました。
(アオスジアゲハ4月30日 都内、近所)
3週間で野菜カット48点描きあげたところで、さー、待ちに待ったゴールデンウィーク。早く野山にでかけたいけど、その前に人ごみで修行予定。
緊急発売! 第3弾
有沢重雄 作 今井桂三 絵 「どうしてそんなかお? 絵本図鑑3 動物」
2011年4月10日 アリス館 32ページ ¥1400+税
第3弾のカバーは、おいしそうなカレー色になりました。デザイナーの松本嘉子氏には、きつい時間制約のなか、細微にいたるまで見事にアレンジしていただきました。
動物は、虫や鳥にくらべてポピュラーで、より親しみやすいかと思います。ここで取り上げた13種をあらためて眺めると、「ほんとうにそれぞれ訳ありな顔してるんだなあ。」と感心します。
ペットや家畜・家禽(かきん)、動物園や公園、学校のビオトープなど、生き物に接するチャンスは少なくないと思います。生き物を根気よく世話したり、注意深く観察し続ける先には、「いのち」のしくみについて驚きと発見が待ち受けています。本書がそうした出会いの一助になればと願っています。
作者・有沢氏のやわらかくも真摯(しんし)な台本に対し、茶化した絵も若干あるかと思いますが、本意はたがえていないつもりです。あれこれ注文つけるかたでもないし(「なるほど?うーん・・・バカモーン!」程度で)。
既刊 『虫』 『鳥』とともに、ぜひお手に取ってお楽しみくださいませ。
アリス館の皆様、遅筆をものともせず決死の刊行をありがとうございました。
「Profile」>「ピックアップ」のコーナーで、内容の一部(見開き)を紹介させていただいております。
ひょっとしたら、すでに大型書店には並んでいるかもしれません(一部ネット上では初期微動も)。ご入園・入学・進学のお祝いにもぜひどうぞ!
●地震の影響が各地で深刻です。小ホームページで唯一リンクをいただいている中瀬潤さんも、被災地の仙台でガス・水道のないなか、歯をくいしばって生活中のご様子がうかがえました。私たちに何ができるでしょうか・・・。都内では地域的な液状化や、水道水汚染の報道に緊張がはしり、なお予断をゆるしません。私めなどは「米が買えない!」とわめいたばっかりに、某編集者さんが米におかずまで添えて届けてくださいました。ざんげより笑顔でいただいてしまいましたけど。選抜高校野球がいま、あの甲子園で開催されています。こんにちまでの長い長い道のりをば想えよかしと。買占めの心情も責められないけれど、まずは手近なところから節約をと自戒のこんにちです。
ギャラリー[etc…]に、「公園 ~早春~」を展示いたしました。
冷え込みも厳しいさなか、激甚の災害にみまわれ、沈うつの東日本。
直接の被災地でもない、都郊外のこんな町の片隅ですら、
米、水、電池、油と、あっというまに店頭から消えて、弱者から順にこぼれてゆきそう。
さて私事、9ヶ月ぶりの休日をば細々と、もてあまし気味。
次回、待望の第3弾、「どうしてそんなかお? 動物」発売のご報告になります。
サクラ前線の動向を見守りましょう。どうぞ一日も早くと!











