ツバメ
ツバメの親子 (1983 幅66cm)
燕 Hirundo rustica/Barn swallow
二月、茨城県・霞ケ浦の民家を訪ねてみました。例年、多数のツバメが屋内で越冬するというのですが、
あいにくこの冬は1羽も見当たりません。護岸工事の影響(えさのユスリカ不足)では、とのことでした。
湖を案内してくださった野鳥の会のMさんと、拾ったカケスを分け合い、一晩泊めていただきました。
漁師さん差し入れのコイとハクレン料理に舌鼓を打ち、ツバメのポラロイド写真も預かりました。
山階鳥類研究所では、剥製のスケッチと撮影をさせていただきました。
掲載誌には、「とぶ スピードは しんかんせんに まけないよ。」と説明があります。
2015年の現在は?・・・・ツバメのスピードは変わっていないはずですが・・・・
この絵を描きながら疑問に思ったことがありました。
一枚の絵で、軒下を見上げながら川面も見下ろすことができるのか?図法上の矛盾とか、禁断事項など。
いまでは疑問を抱かなくとも、ふと怖くなりそう。