KANKANDERI な 梅雨明け
セグロアシナガバチ
♣6月10日、関東梅雨入り。
画像① 6月中旬、資材置場に巣を創設中の女王。発見時から3日経ち、さらに育房数がふえていました。
開放的な場所のため、日照りや風雨が心配です。
画像② 7月上旬、巣は少し大きくなり、羽化した娘たちも飛び交って、忙しそうです。
初め体色が薄くきゃしゃだったけど、いまは女王と見分けが難しくなってきました。
女王(矢印)も娘たちから肉団子を受け取り、幼虫に与えているようです。
連日35℃内外、冷却用の水滴が育房ごとに塗り付けられていますね。
大家さんは “あのコたちも、何もしなけりゃ何もしないから”と見守っていたようですが、
この日は巣の拡大を前に “できればヤリたくないんだけどなー” と悩んでおられました。(埼玉県新座市)
♣7月18日、関東梅雨明け。
春先寸観
1:ナミアゲハ
霧が晴れた陽光のもと、ニワトリの糞から一心に吸汁するオス。
(4月中旬、東京都練馬区)
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2:カラムシ
大型連休が明けて、すがすがしい風がわたる土手。
密生するカラムシ(虫でなく、イラクサ科の植物)のそこここに、ちまき形のハンモックが垂れています(①)。
この巣の内部ではアカタテハの幼虫(3cm強)が独居中です(②)。
同じくカラムシの葉で育つフクラスズメ(鳥でなく、ヤガ科のガ)の幼虫(4cm、逆さ)も常連(③)。
(5月上旬、埼玉県飯能市、以下同)
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3:シオカラトンボ
池のほとりで飛んだり休んだりのペア。
右のオスはライバルのオスやクロスジギンヤンマが接近するたびにスクランブルをかけ、縄張り外へ追い出していました。
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4:ウグイス
頭上で鳴いてるのに、いくら目を凝らしても見つからない・・・ですよね。
「でもこの画角内にいるのは確か」とカメラを回していると、いた!
暗い茂みの中を小刻みに移りながらさえずっている! 「これじゃぁ見つからないわけだ」。
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5:寸感
低山といえ山頂までも枯木伐採が進んでいました。
展望を楽しみながらお昼をとる背後で、立役者の樹木たちがバキバキと音を立てて崩れてゆく、崩れてゆく。
ナラ枯れの犯人カシナガ(カシノナガキクイムシ)。
工事者談「ナラだけでなく、マツ、サクラもなんですよー」と。
よく聞いておけばよかった、犯人はマツノマダラカミキリ、クビアカツヤカミキリとか?・・・
3種とも見たことないけど、欲しい資料です。
3月へ
1:ウグイス
池畔のマコモ群落のどこからか「ギャン、ジュン」といった座敷犬(シーズーあたり)に似た鳴き声が。
せかせかと暗い茂みの合間を縫う、メジロかとも見えたのはウグイスでした。
その声にひかれたのか性別も知れぬもう一羽も合流して来ました。
どちらも水面や浮いた茎葉をつついて回って、微小な虫を採っているように見えます。
画像が粗く見苦しいので5点を寄せ集めましたが、よけい見苦しいですね。
(2月下旬、東京都練馬区、以下同)
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2:ヨシガモ
池の中州に5羽のカモが浮かんでいます。マガモでしょうか。
双眼鏡のかなた、嘴を背にうずめて緩やかに漂っているようです。
なんとなく、私の知っているカモと違う気が、つよい違和感がありました。
そして時折もたげる顔が、はるか遠目にも強烈なメタリックブルーに輝くのです。
(これ、ヨシガモだ、やっと見られた)
ナポレオンの帽子、お尻の立派な飾り羽(翼の三列風切羽)、、
けれど顔のブルーはグリーン寄りに写りがち。昆虫のカナブンのように、撮ってみないとわからないようです。
これも画像が見苦しいので、5点を寄せ集めました。
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3:初雪
昨日は最高22℃で、ウメがいきなり満開!
なんと今日(桃の節句)は7℃で、未明からぽとぽとひと月ぶりの雨。
それが初雪に変わって、いまは夜梅。














