雑記
●関東は27日に梅雨入りしていましたね。
我が家のムクドリ、ひなたちの声が日増しに大きくなっています。この仕事部屋の窓を開けるとすぐ巣口ですから、親鳥が怖がってしまいます。ひなの姿こそ見られないけれど、情報は室内の天井から入ります。明け方4時半から日暮れの7時まで、いっせいにエサをねだる声が頭上から降ってきます。両親も、このどしゃ降りをついて東へ西へと見えなくなっては、5分おきにエサを運んできます。
昨年9月、犬小屋のそばでじっとしている中令幼虫を見つけました。
ヤブガラシの葉を与えて3日目、早くも終令に。驚くと、胸をふくらませ持ち上げて眼状紋をを誇示します。これがヘビの鎌首を連想させることで敵への威嚇となります。
さらに2日後には、土中に何やらドーム状の部屋をこしらえ、蛹で越年となりました。
(終令幼虫。昨年9月中旬 都内自宅、飼育)
●ビロードスズメ 成虫
今月中旬、羽化用の小枝をセットしたとき、びっくりした蛹がエビのように地表に躍り出てきました。
3日後、地表に脱殻、ケース天井に新成虫を見出し、まずは祝杯。
明朝は飛び立てるようフタを半開きにしたところ、家人の強いすすめでケースを台所から別室に移動。翌日、サザンカの枝先で成人式とお別れの記念撮影。
(新成虫。5月中旬 都内自宅)
市内のスーパー。エスカレーターに乗るとすぐに壁にオニヤンマが!(5月、早いな。) 4階で買い物をすませ、携帯撮影の用意をしつつ下りのエスカレーターを駆け下りました。ヤンマが見えてきたとき、すれ違いに上ってくる児童が気づいて指差しました(ヤバい)。若いパパ「ホンモノか?」 無事、通り過ぎてくれました。さて再びヤンマの定位置に到着。エスカレーター上で足踏みしながらシャッターを切るものの、みな手ブレに。他のお客も上がってくるので、やむなくキャッチ。すると、体はフニャリと柔らかく、顔がオニヤンマとまるで別人でした。きみは誰かな?
これまでは、携帯の画像をパソコンに取り込めず、削除しながら撮影を重ねていました(世の中には、こういう人もいるのです)。今日になって苦闘の末、ようやく転送可能となりました。ここに掲載したものは一眼レフによるものですが、手ブレには変わりありません。情けないことです。(5月中旬 都内自宅)
● 4月に発売されたある本の原画展が、都内で開催中のはずです。
ジュンク堂書店 池袋本店 8階で、5/24~1ヶ月間ほど。
私は、(近年はCGがらみで展示向きでないため)古~い標本画、数点を提出しました。
私の地味な標本画が衆目にさらされるのは最初で最後でしょう(眼の黒いうちは)。
大先達や若い方々の作品も見られたらなあ、と思っています。