昆虫全般

地面の虫 (2019 幅42cm 水彩+CG)

Insects on the ground

画像をクリックして地下のアリの巣も探検・・・!

Click on the image to explore underground ant nests!

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ここにいる【むし】たち:(概ね左より)クロオオアリ、ハンミョウ、エンマコオロギ、スズムシ(オス、メス)、ニホンカナヘビ、クロアナバチ、マイマイカブリ、ジグモ、カマドウマ、ゲジ、アリジゴク、オオヒラタシデムシ、オオゴミムシ、アオオサムシ、ケラ、ハサミムシ、オカダンゴムシワラジムシ。(うすい字の生きものは昆虫ではありません)

*画像の仕掛けは掲載誌と一部異なります

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夏の虫 あつまれ! (2022 幅43cm CG)

Summer insects gather!

好きなところに虫のシールを貼って遊ぶページです。

本誌の白バックのシールだと、ミンミンゼミやオニヤンマの翅(はね)が透けてくれません。

ここではCG画像を直接配置してみました。左右反転したものもあります。反則でもデジタルデータのいいところですね。

 

登場昆虫:カブトムシ、ノコギリクワガタ、アオカナブン、シロスジカミキリ(2)、アブラゼミ、ミンミンゼミ、オニヤンマ、オオカマキリ(2)、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、アゲハ(ナミアゲハ)、オオムラサキ(2)。

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昆虫のすみか – 校庭 (2017-2021 幅21cm 水彩+CG)

Insect habitats – schoolyard

小3理科教科書(令和2年度用→令和6年度用に一部改変)

掲載本では、2ページにわたる少しトリッキーなページのため、

手描きの背景と昆虫たちをCGで組み合わせました。

市内の学校や公園、試験場、農家さんから園芸店、ご近所まで、なんやかやと楽しいのが取材ですね。

 

登場昆虫:シオカラトンボ(オス、メス)、アメンボ、アブラゼミ(ぬけがら、成虫、死骸)、コガネグモ、ナミアゲハ(成虫、幼虫)、ショウリョウバッタ、オンブバッタ(ペア)、エンマコオロギ、クロヤマアリ、ダンゴムシ、ミヤマクワガタ。

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昆虫の巣 (1999 幅52cm) Nests of insects

画面上半、左から:アワフキムシ(泡内の幼虫)、アカタテハ(葉内の幼虫)、クリタマバチ(赤い虫こぶ内の幼虫)、

オオミノガ(みのむし)、コロギス(葉内)、オトシブミ(ゆりかごと、地上の落し文)、クマバチ(木内に間仕切りトンネル)、

トックリバチ(とっくり形の巣)、オビカレハ(天幕けむし)、アシナガバチ(パルプ)、

マルハナバチ(ネズミの古巣に蜜ろうの壺)、スズメバチ(パルプ+外壁)、ミツバチ(飼育箱)。

まるで国語辞典を編さんしてるみたい。一息つきましょう。

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息つく間もなく、画面下半、左から:、ニンギョウトビケラ(水中の砂利をつづる幼虫)、

ヒゲナガカワトビケラ(網を張る幼虫)、ハンミョウ(垂直孔の幼虫ニラムシ)、ウスバカゲロウ(幼虫アリジゴク)。

ケラ(卵室)、ハサミムシ(保育)、ジガバチ(餌に産卵)、クロオオアリ(大きな社会集団)

・・・・と、隠れ蓑から、狩りの手段、社会集団まで、多様です。

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kontyuu_no_tabemono_2 昆虫の食べ物 (1999 幅52cm) Foods of insects

おおむね左から:エビイロカメムシトノサマバッタ(→ススキなどの葉)、イタドリハムシ(→イタドリの葉)、

タガメゲンゴロウ(→小動物)、ガムシ(→藻)、ナミアゲハヨウシュミツバチ(→蜜や花粉)、

ナナホシテントウ(→アブラムシ)、オニヤンマシオヤアブ(→昆虫)、ハナアブ(→蜜や花粉)、アオオサムシ

(→ミミズ)、コアオハナムグリ(→花粉)、オオカマキリ(→昆虫)、キンバエキタテハ(→落果)、ヨツボシモンシデ

ムシ(→死体)、ミンミンゼミオオスズメバチノコギリクワガタカブトムシオオムラサキ(→樹液)、

サクラコガネ(→木の葉)、クロヒカゲセンチコガネ(→獣糞)、マイマイカブリカタツムリ)。

*幼虫時代と成虫時代とで全く食べ物が違ったり、同じ成虫であっても季節で嗜好が変わることもあります。

なかなか単純ではなさそうです。

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夏の花と虫 (1991 幅48cm) Summer flowers and insects

左から:アオカナブンカブトムシノコギリクワガタオオカマキリオニヤンマナナホシテントウ

アゲハチョウミツバチアサガオヒマワリトノサマバッタミンミンゼミ

掲載誌ではシールめくりで遊ぶ仕掛けになっていました。

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昆虫のかくれんぼ (1990 幅50cm) Camouflage of insects and others (seek 14 species!)

この林内に、木の葉や樹皮に扮(ふん)した昆虫ほか、14種の生き物の姿が見られます。

画面、おおむね左から:オニカサゴバッタ(バッタ類)、ソメワケツユムシ(バッタ類)、ナナフシ(ナナフシ類)、オーストラリアコノハヤモリ(爬虫類)、

ヨタカ(鳥類)、アジアツノガエルコノハガエル(両生類)、オレカレハヒシバッタ(バッタ類)、

コノハムシ(コノハムシ類)、コノハチョウ(チョウ類)、コケイロバッタ(バッタ類)、キツネコノハ(ガ類)、

オバケクダマキモドキ(バッタ類)、ニューギニアオオコノハギス(バッタ類)、ツマキシャチホコ(ガ類)。

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秋の草木と虫 (1988 高さ30cm) Plants and insects in autumn

大気も、熱と湿気から解放されて、清新な季節を迎えました。

畑地のすみっこに踏み入ると、キタテハが飛び立ちました。

弱まった日差しで日光浴をしていたこの秋型は、鮮やかな橙色。このまま冬を越します。

同じチョウでも、ナミアゲハは今年最後の幼虫。

えさのサンショウも、じき葉を落とすため、蛹での冬越しとなります。

ノギクのそばで草になりきり、秋のギリギリまでエサを待つ、婚活オオカマキリ

ナミテントウたちは(右端に蛹もあり)身を寄せ合って冬を乗り切ります。

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こんな、町はずれの、なんでもない景色さえ。

宅地開発で、遠のくばかり。

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水生昆虫 (1981 幅43cm) Aquatic insects

水面:オオアメンボミズスマシ

水中、左から:タガメコミズムシマツモムシゲンゴロウミズカマキリコオイムシガムシタイコウチギンヤンマの幼虫。

多くは飼育後に生態標本をつくり、写生により構成しました。

オオアメンボは中脚が差し渡し14cm(メスは未測定もそれ以上か)、この虫だけはプールじゃないと飼えなそうです。

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