スズメバチの巣

スズメバチ 要注意のシーズン 到来

1:コガタスズメバチの巣

2年前の今ごろ、駆除業者から頂いた生々しい巣。

【左】ツバキの枝に営巣され、サイズは天地30cm(左方が天)、ずっしりと重い。

【右】ナイフで割ってみた。巣盤は3層から成り、育房には幼虫・蛹が(成虫も)びっしり。

巣材はウエハースや春巻き様にサクサクして脆(もろ)い。

死骸から染み出た体液で巣がどんどん崩れてゆき、持ち上げられなくなる。

“幼虫が入ってるので巣の長期保存はできませんヨ”との伝言の意味がわかった。

2022年9月下旬、東京都練馬区 & 西東京市)

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2:コガタスズメバチの巣

こちらは今年の同時期。レッドロビン(カナメモチ類)の生垣の内部、高さ1.2mに営巣。サイズ20cm。

茂みの中なので道路側からでは全く見えない。住宅地の何でもない緑部にさりげなく生活しているので要注意だ。

駆除業者が独りで現れたのには驚いた。ネットも帽子も被らず、半袖の素肌に手袋だけですぐに作業に入った。

巣口に殺虫スプレーを注入し、フェンス越しでノコギリが利かないと、たも網で巣を崩した。

よそで回収した同種の巣の入った袋にねじ込むと、工事写真を撮って帰っていった。

2024年9月下旬、東京都練馬区)


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