ギャラリー[昆虫]>「甲虫–カブトムシ 」に、「昆虫酒場」を追加いたしました。

痛めた肩の回復を待つうちに、梅雨に入ってしまいました。

カラ梅雨で東京の水がめが心配されましたが、いまは懸命に挽回中のようです。

郷里から届いたサクランボは、つやつやに張りがあって最高の出来でした。

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1:ハラビロカマキリ

玄関に産み付けられていた卵のうは、鳥の襲撃にあうこともなく冬を越しました。

しかし、春先からポツポツと爪楊枝であけたような穴が認められるようになりました。

カマキリタマゴカツオブシムシなどの寄生を受けてしまったかと、ややあきらめムードでいたのです。

この朝、ようやく一つまみながら、孵化が見られました。

卵からかえった前幼虫とぬけがらから成る吹き流しは、風にもまれてじっとしていません。

前幼虫から脱皮中の1齢幼虫もいれば、下草にとまって活動を始めたものもいました。

(6月初旬、東京都西東京市宅)

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syakutori_yuri_gitai2:しゃくとりむしの一種

前日、この幼虫はユリ(アビアン)のおしべになりきっていました。ただし水平位であったため私に見つかってしまいました。

今日は葯(やく)を落としたおしべに正立しているので、よい出来です。ただ、1本余分のような・・・・

翌日は花弁の裏側に倒立していました。

さらに翌々日はというと、花の表に水平にしがみついていたものの、午後花弁の半数は落下し、幼虫も失せていました。

(6月下旬、同)

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3:オオカマキリ

どうにもはびこり過ぎたジャスミンの茂みで、3cmほどの幼虫が小虫を食べていました。

餌の正体を見極めたいのですが、それを大事に抱えたままカメラから遠ざかろうとします。

あっ、いつのまにか左方に一回り大きい幼虫が、狙いをつけて寄ってきています。

早めにシャッターを切ったら、ファインダーの中でちょうど襲いかかる姿がダブりました。

小さいほうは逃げおおせ、葉の上には餌が残されていました。

(6月下旬、同)


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