[絶滅昆虫記]に「ドクチョウと擬態するアゲハ」を追加し、13点完結いたしました。
きょうは終日、しぐれ模様。ゆるりストーブもつけて。
灯油販売のトラックが遠くで安いようなことを・・・・一時でも助かります。
タバコやめて、一年たちました。まだ辛さも残っていますが、いまさら、、、。
tabacoに手を出そうか揺れているあなた、いま思いとどまるほうがラクですぞ。
できごとの掲載順でよく迷うのですが、今回は新しいほうを上に載せてみます。
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朝のラジオで、「蝉類博物館」展を開催中と知りました。
日本昆虫協会の某氏からのメールに「おととい行ってきた。おすすめ」とは、さすがに速い。
加藤正世博士の著作、恥ずかしながら、ひとつも読んだことがありません。
セミの羽化シーンを、ステージごとに標本で展示した作品には、
ファーブル的手法も彷彿させ、鬼気迫るものがありました。
撮影が許可されなかったため、1時間かけて一巡りしたラストに、図録がさりげなく、
わざとらしく置いてありました。定価は印刷されていないけれど時価¥1500で買いました。
(10月中旬、都内練馬区石神井公園にて)
*翌年1月追記:失礼、年譜や図録をしまいに見たというのは、
順路を逆走したのかも。おそるべし勘違い*
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お彼岸の墓参り。数メートル先、スズバチ独特の飛態が目にとまり、
それは花立ての下の空間に、スーッと吸い込まれていきました。
しゃがんで覗(のぞ)き込むと、香炉皿の奥にトックリ形の巣があり、
巣口を襟(えり)状に整えているところでした。
内部には生まれくる子供用の餌(ガの幼虫)が詰まっているはずです。
10分後、母バチがお尻の先を巣内に突っ込んで、産卵体勢に入りました。
そして、巣口をふさぐ泥を採りに出かけたスキに、どれどれ・・・・。
暗い巣内には、天井から糸で吊り下げられた1卵が、うっすらと見てとれました。
母バチは、このあと数日をかけて巣を重ね、
最後に全体を泥壁でおおって完成させたことでしょう。
(9月中旬、山梨県甲府市にて)
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