ギャラリー[哺乳類]>[絵本 山の動物たち]に、「オコジョ」を追加展示いたしました。
あけまして おめでとうございます! 消費税よりギャラ上げて。
トップページの画像はこれまで月替わりにしていましたが、
見栄えがしない作品の場合、ひと月さらしておくのは苦痛でした。
このたび看板を作ってみましたけど、やせっぽっちでバナーみたいなので、もう少し大きくしたいです。
日本海側の皆様にいつも申し訳ないのですが、きょう元旦はよく晴れて、屋内で23℃にもなりました。
公園の小さな池に珍しくコサギ。濁り水を足でかき回して、とびだした小魚をお雑煮がわりにパク!
幼子が「あひるぅ~」って(笑)。
(1月1日、都内・近くの公園)
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旧年中に発売され、秋に購読した2冊のご紹介です。(ご紹介が遅れてすみません)
ともに、私にとってなくてはならない先輩による著作で、キャリアの厚みを感じさせてくれます。
伊藤年一著 「ずかん むしの顔」 2013年5月 技術評論社 本体¥2680
圧巻!昆虫の顔をドアップで惜しげもなく大公開。
のみならず、長年撮りまくった生態写真も満載して昆虫界全体をたのしく詳説してしてくれました。
図鑑編集ひとすじ40年。2005年テレビチャンピオン。
2010年より1年間、読売新聞に「昆虫百面相」を連載。
どきどきワクワク、こだわりの一冊をぜひお手元に。値段高めだけど絶対お得です(うん、うん)。
(伊藤さんのブログもどうぞ)ネコ虫: http://tnntohmusi.at.webry.info/
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北杜夫・原作 小林準治・画 「コミック版 どくとるマンボウ昆虫記」 2013年7月 小学館クリエイティブ 本体¥1200
虫友でもあり、「手塚治虫昆虫図鑑」(カバーイラストを今井が担当)や、
「マンガ 手塚治虫の昆虫つれづれ草」など多くの著書を持つ小林さん。
こんどは二年余り前に昇天された北杜夫作品のマンガ化です。
私自身、中学時代に文庫本で親しんだ作品を、再びこうした形で鑑賞できるなんて、夢のようです。
原作を損なうことなく、自由かっ達な漫画表現と独自のイメージ力で北ワールドを構築し、
強烈に網膜に焼き付けてくれます。
歌人・斉藤茂吉(北の父)の有名なセミ論争のくだりなどは、とくに愉快!